Yamato ism, 

この星に生きるものとしての使命を果たす。
リサイクラーとしての
責任、そして誇り。

限りある資源、それは地球のカラダの一部。
我々やまと商事は、その地球から借りた
かけがえのない資源を出来うる限り「再生」して、
あらたな人々の営みへと「循環」させることを使命としています。
「たったひとつの地球を 未来の子どもたちに受け継ぎたい」
いつの日か「ごみ」という言葉がなくなり、
すべてが「資源」と呼ばれるときまで。
やまと商事は純粋な思いでみなさんとともに歩んでいきます。
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  • 月一回更新のマンスリーコラム「ヤマトピックス」
  • 2024.04
  • 桜の季節がやってきます。

春ですね。

春と言ったらなんといっても「桜」。
南から順番に桜の開花宣言も聞こえてきました。
そんな春の風物詩、桜について考えてみましょう。

まず樹木としての「桜(さくら)」ですが、その語源はなんでしょうか?
実はかなり多くの諸説が存在しますが、主なものをいくつかご紹介します。

  • 「咲き群がる様子」を表現した説。
  • 「田んぼの神様」、「さ」は稲の精霊で「くら」は稲の精霊が降臨する場所を意味するという説。
  • 「咲麗(さきうら)」、読んで字のごとく「花が麗らかに咲く様子」から「さくら」になったという説。
  • 桜の咲く時期によくみられる天候で、明るいのに曇っている様子「花曇り」を「サキクモル」と表現。やがて「さくら」と言われた説。
  • 桜の樹皮が割ける様子。「割開(さくひらく)」という言葉が転じて「さくら」になったという説。
  • 「よろずの花の中で勝れて美しい」という意味の「サキハヤ(咲光映)」という言葉からきているという説。
  • 「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)」。古事記や日本書紀に登場する人物で、富士山の上空から桜の種を蒔いたという説があります。

どの説も美しく華やかな雰囲気があり、昔から桜が愛されていたことがよく伝わりますね。
では「桜」の漢字の成り立ちを考えてみます。

「桜」はは旧字体では「櫻」と書きます。
「嬰」という字には「めぐらす、とりまく」などの意味があり、この2つ並んだ「貝」の字は子安貝の首飾りをあらわしています。
実や花をたわわにつけた桜の木が、まるで「首飾りをつけた女性」に見えた、見立てたと考えられます。
これも素敵、納得ですね。

昔から春は新しいスタート、命の始まりの時期ともいわれます。
1月1日に能登半島を襲った地震から3か月が過ぎ、少しづつではありますが復興が進んでいますね。
この姿こそ、新しい命の始まり。

写真にある桜の名所「能登鹿島駅」を運営する「のと鉄道」も、4月6日から全線で運転を再開します。
あたたかい春の息吹の中、人々の笑顔が戻ってくることを願わずにはいられません。

 

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