休業日のお知らせ
令和7年4月より、毎月第二土曜日を休業日とさせていただきます。
休業日には弊社車両による収集作業、及びお客様によるお持ち込みも受け付けておりません。
ご注意ください。
お客さまにはご不便とご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
人・マチ・みらい
地球と人にやさしい環境を目指して
- yamaTOPICS
- 月一回更新のマンスリーコラム「ヤマトピックス」
- 2025.03
- 山火事の恐怖、日本の場合は。
記録的に長居をした寒波が去り、ずいぶんと春めいてまいりました。
ここ石川の地は北陸にあるため、冬には湿った雪に覆われます。
対する太平洋側は晴天が多い反面、空気の乾燥した状態が続き都市部や山間部で火災が発生しやすくなっています。
去る1月に発生したカリフォルニア南部の山火事では15,000棟を超える建造物が被害に遭い、少なくとも28名の方が亡くなられました。
この山火事の原因と考えられるのは落雷や近年の降水量の減少や乾燥した植生、そしてこの干ばつした状態に「サンタアナ」と呼ばれる冬の強風が重なって一気に延焼が拡大しました。
このように海外の多くの山火事の要因は自然現象が多く影響する反面、日本では「自然発火が原因となる山火事」は少ないと言われています。
空気の乾燥は「延焼」の原因にはなりますが、もともと湿度が高い日本の国土においては乾燥自体は「発火」の原因にはなりにくいとの見解をもつ専門家が多いようです。
それでは日本国内において「山火事」が発生する原因は何が多いのでしょうか?
消防庁の統計資料による平成30年から令和4年までの「山火事の直接的な原因」ついて、以下のような内訳になります。
・たき火(32.5%)
・火入れ(18.9%)
・放火、放火疑い(7.6%)
・そのほかたばこやマッチ、火遊びなど
このように我が国の「山火事」は人的要因、簡単に言えば「人間の不注意」によるものが圧倒的に多いそうです。
2月に発生した陸前高田、大船渡市の山火事も人的な要因が考えられ、「隣の家でゴミ焼きをしていた炎が燃え移った」との通報があったとのこと。
一人一人の注意で「山火事」はある程度防ぐことができます。
ぜひ我々も火の始末に心がけ、建物や山々の自然、そして自分の命を守っていきましょう。
