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  • 月一回更新のマンスリーコラム「ヤマトピックス」
  • 2020.11
  • この冬は大雪!?真相に迫ります!

昨年から今年初めにかけては、全くと言っていいほど雪は降りませんでした。
「暖冬」は私たちのような車両を使った業界にとっては有難いものでしたが、スキー場がオープンできなかったり
農作物に影響が出たりとメリットもデメリットもありますね。

さて、夏が過ぎたあたりからチラホラ流れ始めた「今年は大雪になる」という噂があります。
実際にはどうなるのでしょう。

噂の根拠となるのが「ラニーニャ現象」です。
「ラニーニャ現象」とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続く現象です。
なお現在も「ラニーニャ現象」は起きており、このまま12月以降も続くとされています。
今も記憶に新しい「平成30年豪雪」も、2017年12月以降に偏西風が日本付近で南へ蛇行したため日本付近に繰り返し寒気が流れ込み、低温や大雪となりました。
この原因として、同年秋から発生した「ラニーニャ現象」が影響したと考えられています。
これと同じ状況に、今年の冬もなるのではないか?と予想されています。

私たち北陸に住む人間は、ずっと雪とともに生活してきました。
慣れていると言えば慣れていますが、予想を超える状況が起これば「災害」になってしまいます。
しかし、準備をしっかりすることで被害を少なくすることもできます。
どうか皆さんも早めの準備と「大雪の覚悟」をお持ちになって、日々冷え込んでくる毎日を元気にお過ごしください。

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