MONTHLY COLUMNマンスリーコラム

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  • 月一回更新のマンスリーコラム「ヤマトピックス」
  • 2021.10
  • スウェーデンの少女

皆さんは「グレタ・トゥーンベリ」という女性をご存知でしょうか?
スウェーデン、ストックホルム生まれの18歳で、オペラ歌手や女優の両親を持ちます。
そして何より「気候変動運動を呼び掛けたこと」で有名な彼女。
始めたのは15歳のときでした。

学校を休み「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げ、スウェーデン議会の前で呼びかけを行ったことで名が知られるようになります。
この抗議活動には他の多くの学生も参加し「未来のための金曜日 (Fridays for Future)」という名前で気候変動学校ストライキ (School Climate Strike) 運動が組織化されていきます。
そして2018年の「国連気候変動会議」でトゥーンベリが演説して以降、学生ストライキは世界中に広がっていきました。

2020年10月、臨時国会の所信表明演説において、菅総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
コロナウイルスに人類が翻弄される中、気候変動による多くの災害も人類の未来を蝕んでいます。
北欧の少女が抱いた危機感と実行力には及びませんが、私たちも日々の生活の中から環境問題に関心を持っていきたいものです。

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