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戦争とヤカンについてのお話です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、現在「アルミニウム」のスクラップ相場が高騰しています。
非鉄金属の国際指標である「ロンドン金属取引所(LME)」では供給に対する懸念が強く、13年半ぶりの最高値更新となりました。
さて、なぜこういった状況に陥っているか?
3月20日、オーストラリア政府がロシアへのアルミ原料輸出を禁止を決定しました。
そう、ロシアのウクライナ侵攻に対する「経済制裁」が起因しているのです。

ロシアは中国、カナダと並ぶアルミニウムの生産国で、この3カ国だけで世界の生産量の過半数を占めています。
また中国とロシアはアルミニウムの原材料である「ボーキサイト」の原産国でもあり、今後も需給ひっ迫が予想されます。
日本国内においてもロシアはアルミ製品の原料である「地金」の世界有数の生産国で、日本はロシアからアルミ地金(合金を含む)を年間約50万トン輸入し、21年には最大の輸入相手国だったことからも影響が懸念されています。 

このままアルミニウムが手に入りにくくなると、私たちの生活はどうなるでしょうか?
身近なアルミニウム製品で思いつくものは?

「ヤカン」

お鍋やヤカン、フライパンもアルミ製のものがありますね。
比較的柔らかく加工がしやすい、そして何より鉄の約1/3の重さしかないアルミニウム。
もしアルミニウムが市場から姿を消して、代わりに鉄製品の「ヤカン」しかなくなったら重たくってしょうがありません。
戦争の影響が、我々の台所にまで出ている何よりの証拠だと言えます。

毎日多くの尊い命な散っています。
どうか一日も早く戦争なんて終わりにして、平和と笑顔が戻ってきますように。

 

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