暑い夏も過ぎ、季節は秋へと移ってきました。

今回は、個人的に訪れた加賀方面にある老舗温泉旅館の展示ケースに置かれた色紙に、
とても素敵な言葉があったのでご紹介させて頂きます。

人に接する時は、春のような暖かい心
仕事をする時は、夏のような燃える心
物事を考える時は、秋のような澄んだ心
己を反省する時は、冬のような厳しい心

これは「鮫島輝明さん」という経営者の方の言葉らしいのですが、とても清々しい気持ちになります。

「人に接する時は、春のような暖かい心」とは、周囲の人との交わりのなかでの心構えです。

「仕事をする時は、夏のような燃える心」とは、仕事をするときの気持ちも持ち方、姿勢です。

「物事を考える時は、秋のような澄んだ心」とは、物を考える際の澄んだ心持ちで取り組むべきだということ。

「己を反省する時は、冬のような厳しい心」とは、自分の行いを厳しく戒め、それによって自分自身を成長させることです。

如何でしょうか？

四季の移ろいに言葉をなぞらえた文章ですが、とても感銘を受けました。
毎日いそがしく過ごしているなか、季節が過ぎるのも気づかないような毎日。
少し心に余裕をもって、この言葉のように立ち振る舞いたいものです。